家紋 凧づくり準備⑤8/13(日)14(月)

2023年08月17日 19:57

凧作り教室



 と称して、全3回の工程で開催中です。




https://hamamatsumatsuecho.hamazo.tv/e9707871.html
2023/8/10記事 ↑



 の記事で書きましたように、3回の間には、「仕込み」を必要とします。





 そして今回は、第2回「色付け」と第3回「糸目付」の間。





 「家紋入れ」「名前入れ」の話。




 こんな感じに。

 丸に五瓜(ごか)に唐花(からはな)。

下絵。


描画途中。


完成。




 ・・・こりゃ大変だ。


 丸に三つ柏(みつがしわ)

下絵。



描画途中。


完成。


 丸に梅鉢(うめばち)


 違い松葉の丸に松江の牡丹文字(ぼたんもじ)


 丸に棕櫚(しゅろ)



 「家紋」というのも、日本文化ですね。




 凧印(たこじるし)は明治以降に浜松独自に進化しましたが、家紋は徳川期(江戸時代)には、いわゆる登録制だった模様。




 裃(かみしも)やら、調度品やらに付していたことでしょうから。




 裃や着物なら呉服の図案。




 調度品なら蒔絵(まきえ)とか。




 瓦にもついていたりしますね。




 それぞれの職(業界)で、表現技法があったものと思います。




 浜松には、そこに「凧」が入ってくるわけです。




 それにしても、凧に携わっていると、いろんな紋と出会います。




 「違い松葉の丸に・・・」は、諸事情あって法被の大紋の流用。




 そういう名前かどうかも知りませんが、家紋風に呼称するとたぶんこうなります(笑)。




 この「棕櫚」なんて、富士宮浅間大社の社紋らしいですわ。




 ・・・なんかすごい。


       (善)

#家紋

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