家紋の下絵

2023年08月13日 17:08

「凧づくり教室」




 浜松に古くから伝わる「ベタ」という凧。




 これを作ってみましょうね、という企画。




 作る以上は、「浜松凧」の技法・画法をできるだけ取り込んで。




 伝統技法にもチラッと触れていただきたい。




 和紙とか、ロウとか、染料とか。




 初凧には家紋と名前が入りますよ、とか。




 「家紋」と「名前」だって、浜松凧の図案の中で表現されていますからね。




 そんなこんなで、家紋の下絵を描きましたの。




 丸に五瓜に唐花(まるにごかにからはな)



 丸に梅鉢(まるにうめばち) 



 丸に三つ柏(まるにみつがしわ)



 丸に棕櫚(まるにしゅろ)



 丸に違い鷹の羽



 違い松葉の丸に松江の牡丹文字(ちがいまつばのまるにまつえのぼたんもじ)




 凧じるしである「三つ巴」は型を用意してありましたが。




 家紋なんざ、特に用意はないので、『紋帳』見ながら描いてみることになるのです。




 コンパスなしで丸を描いたの、すごいでしょ。




 なんだか、五つ割の紋が二つも。
 (ど難しい)



 鷹の羽紋は、本人画。それ以外は筆者画。




 棕櫚(しゅろ)なんて初めて見たよ。




 しかも、紋帳のとも少し違うのね。








 しかしね。




 鉛筆画の写真は地味。「ばえない」というやつです。



     (善)

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