家紋の下絵
「凧づくり教室」
浜松に古くから伝わる「ベタ」という凧。
これを作ってみましょうね、という企画。
作る以上は、「浜松凧」の技法・画法をできるだけ取り込んで。
伝統技法にもチラッと触れていただきたい。
和紙とか、ロウとか、染料とか。
初凧には家紋と名前が入りますよ、とか。
「家紋」と「名前」だって、浜松凧の図案の中で表現されていますからね。
そんなこんなで、家紋の下絵を描きましたの。
丸に五瓜に唐花(まるにごかにからはな)
丸に梅鉢(まるにうめばち)
丸に三つ柏(まるにみつがしわ)
丸に棕櫚(まるにしゅろ)
丸に違い鷹の羽
違い松葉の丸に松江の牡丹文字(ちがいまつばのまるにまつえのぼたんもじ)
凧じるしである「三つ巴」は型を用意してありましたが。
家紋なんざ、特に用意はないので、『紋帳』見ながら描いてみることになるのです。
コンパスなしで丸を描いたの、すごいでしょ。
なんだか、五つ割の紋が二つも。
(ど難しい)
鷹の羽紋は、本人画。それ以外は筆者画。
棕櫚(しゅろ)なんて初めて見たよ。
しかも、紋帳のとも少し違うのね。
しかしね。
鉛筆画の写真は地味。「ばえない」というやつです。
(善)
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