夏の松江へ

2016年09月04日 16:19

ご無沙汰ばかりしております。


 猛暑酷暑の8月もあっちゅう間に過ぎ去りました。



 今回はまるっきり【私的な話】。



 今年の夏は「松江」へ。

 島根県の県庁所在地、山陰最大の都市であります。


 「松江町から来ました」といっぺん言ってみたかった。

 そこかしこに「松江」「松江」と表記。

 当たり前と言えば当たり前ですが。


 「松江町」のワタクシとしては、内心たいへん心地よい旅先であります。
 

 まずはJR松江駅。


 「松江」の文字が堂々と・・・。

 しかも、隣の駅は「東松江」。


 木戸じゃないのね。(解る?)


 駅の路線図と料金表。



 松江といえば宍道湖(しんじこ)と松江城。

 松江城は、その当時からの建物が残る「現存12天守」の内のひとつ。


 築年代がようやく判明して、重要文化財から国宝に昨年「昇格」したのだとか。



 松江城下の絵図。



 松江城保存の功績を顕彰する看板。


 すばらしい人たちだ。



 さすが広い城内。

 天守のある本丸へ登る途中。


 品のいいお社が。



 その名も「松江神社」。


 そして本丸へ。

 迫力の天守閣。


 ちなみに、現在の松江市に繋がる「松江城」と「松江城下」を整備したのは、堀尾吉晴。

 この方、徳川家康が浜松から駿府へ移ったあと、浜松城に入った豊臣方の武将。

 関ヶ原では東軍について、浜松から松江へ加増されて移封。


 浜松城も浜松城下も、実はこの堀尾さんの代に整備されたというじゃないですか。

 何かの縁を勝手に感じてしまいます。


 ワシも浜松から参ったぞ、と心の中で堀尾の気分。


 3日目は、松江城下にめぐらされた堀川を遊覧できる「堀川めぐり」。


 乗り場は松江城大手門の近く。

 ということで再び松江城の近くへ。





 ちなみにこんなのも。

 「松江しんじ湖温泉駅」構内。

 これは、出雲大社・出雲市から宍道湖の北岸を走る私鉄「一畑電鉄」の松江側終着駅。
 通称「ばたでん」。

 路線名は「北松江線」。

 「新町線」じゃないぞ。(解る?)


 こんな電車も。

 松江しんじ湖温泉駅構内。

 そっくりじゃないですか。

 「遠鉄30形」。


 話が脱線しますが。

 このタイプ、「湘南顔」というそうで。

 一時期流行ったのだそうです。

 一畑電鉄のは元「南海21000系」。


 で。

 松江城下を遊覧船でめぐる「堀川めぐり」。


 こんな風情です。


 乗り場も3箇所。一日乗船券で、乗り放題。

 途中下車ならぬ途中下船で、城下もぶらり。

 江戸時代から残る武家屋敷とか。


 大昔のポストを再現したものとか。
 
 「書簡集箱」。松江中央郵便局。


 「松江北高」。
 

 「松江地ビール」も。



 景色と風情と地名とを、いろいろ堪能しつつ、帰途へ。


 再び「松江駅」へ。




 イイ駅だ。


 駅構内。

 国宝一周年!


 そして各種お土産。






 絵葉書。「新松江全集」。


 「新」と「松江」は併さっちゃだめ! と、心の叫び。(解る?)


 こんなものも。


 安来節のどじょうに因んでいるのでしょうね。


 (春華堂公式HPより拝借)

 浜松との縁を再び感じてしまいます。


 こちらの銘菓は


 「松江市天神町」で製造。


 かえりの乗車券。

 「松江」の検印つき。


 浜松まで約6時間。



    (善)


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